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乗っている自転車のハンドルが、あと少しだけ高くなったら
乗りやすいのになぁ…
ハンドルの高さって変えられないの?
できますよ!
どーもばったです。現役の自転車整備士です。某自転車店で17年、自転車整備士として勤務しております。
「あと少し自転車のハンドルが上がったら、乗るのが楽なのに!」と思うことありますよね。そんなあなたに、今回は自転車ハンドルの高さ調整の方法をお伝えします。
が!この作業は注意が必要です。
自転車のハンドル高さ変更のやり方
・六角レンチの6mmを使えばカンタンにできる
・しっかり締めないといけない!ゆるいとすごく危険⚠
動画でもご紹介しています
一番気を付けなければいけないこと
ハンドル高さ調整は、やり方自体は簡単です。が、注意しなければならないことがあります。
調整し終わった後のねじの締めこみを確実にしっかり固定する事!
ハンドルねじの固定がゆるいと、走行中にハンドルが動いてしまい自転車の運転中に転び、最悪の場合大事故に遭ってしまいます!!
ですからハンドル部分は極力いじらないことをお勧めします。
もしくは、調整を行ったあとに信頼のおける自転車販売店でチェックしてもらうといいですね。
ハンドル高さ調整のやり方
よくここをモンキーレンチで回す方がいますが、これは間違いです。ここでは高さ調整はできません。
ハンドルの調整には、その種類によっていじる部分が違います。
使う工具は、毎度おなじみ六角レンチ。今回使うのは6mmです。
ハンドルの角度だけ変えたい場合
角度だけを変えたい場合は、ここのねじで調整できます。
ここのねじを緩めるとハンドルの角度が調整できますので、お好みの角度に変えた後ねじを締めこんで終了です。
ハンドルバーがちゃんとステムに対して中心の位置であることを確認してください。
ハンドルバーの中心位置にはギザギザのしるしが付いていますので、それがステムに対して均等であればOKです。
くれぐれも、しっかり固定して下さい!
ハンドルの高さ自体を上げたい場合
ハンドルの高さ自体を上げたい場合は、ここのねじを緩めます。少し反時計回りに回して、ゆるくなったら六角レンチを離します。
で、ハンドルを緩めるのですが、ここが固いのでできない!という方が多いです。
ハンドルステム内部に「うす」が入っていて、これが前ホークの内部でしっかり固定されているため、軽い力ではハンドルが動かないようになっています。
その方法は、前輪を両足で挟んで、ねじをゆるめたハンドルを力いっぱい左右に動かす!
するとバキ!という音とともにうすが外れてハンドルが上下に調整できるように緩みます。
ここが「壊しちゃったか!?」と不安になりますが、大丈夫です。
高さ調整をするときの注意点です。ハンドルステムには必ず限界線のしるしが付いています。
これです。
固定する時、この限界線が見えなくなるところまではステムを入れてください。
限界線が見えているところで固定してしまうと、確実な固定ができません。
走行中にハンドルが外れる原因にもなりますので、必ず限界線を確認してください!
お好みの高さに調整出来たら、ハンドル最初にゆるめたねじを元に戻して終了です。
前輪に対して垂直になっていることと、確実に固定してあることを確認してください
確認方法としてのおすすめは、先ほどの外すときと同じ要領で、前輪を両足で挟み、ハンドルを左右に動かしてみて動かなかったら固定完了です。
困ったら自転車販売店に!
- なんかうまくいかない
- 固定が不安
そんなときは、迷わず自転車販売店へ!本当に気を付けないといけない部分なので細心の注意が必要です。
今回は備忘録もかねて記載しました
では、今日もよいサイクルライフを!
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