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最近、自転車のブレーキがキーキーなってうるさいんだよね。
これ何とかならないの?
ちょっとしたコツでなおせますよ!
よくいただく質問です。
自転車ブレーキの音鳴りを直す方法はいろいろありますが…スタンダードな方法から、ちょっと裏技的なものまで今日はそれを紹介します。
ダメ!絶対!
最初に、絶対やっちゃいけないことを伝えます!
それはブレーキのゴムや車輪に油を塗ることです。
これをやってしまうと、音は消えますが、その後ブレーキがまったく効かなくなります。めちゃくちゃ危険なんで、絶対やらないようにしましょう!
ではあらためて、方法を3つ紹介します。
前輪リムのクリーニング
右ブレーキレバーを握ったときに音が鳴る場合は前ブレーキが原因です。
新品の時はならなかった音が、なぜ使ってくるとブレーキがキーキー音が鳴るのか。いろんな原因があるんですが、その理由の一つにブレーキシューの削れたカスが車輪のリム側に付着して、それが原因で音が発生するということが非常に多いです。
ということで、この車輪をクリーニングすると音は結構消えます。使うものは「自転車用クリーナー」ですね。一般的な自転車屋さんではだいたい売っています。自転車全体をクリーニングするのにも使えるので、1本あると便利ですよ。
掃除用の雑巾やタオルにこの液体を染み込ませて、前輪のリム部分を丁寧に拭きます。
これだけでも結構音が消えますよ。くれぐれも油は塗らないでくださいね。
ブレーキシューの交換
いくらクリーニングしてもダメなら、次はブレーキのゴム自体を新しいのに変えるというのがセオリーです。非常に簡単です。必要な工具は毎度おなじみレンチ一般自転車用だと10 mm のレンチです。
ブレーキシューにレンチをあてがいナットを緩めていきます。
ナットを全部外すと簡単に取れます。
左右同じように外した後に、新しいブレーキシューを切って締め付けるだけです。ブレーキのゴムと車輪のあたる位置は、しっかり合うように調整しましょう。
ちなみに左のブレーキがなる場合は後ろのブレーキが問題となっています。
そして後ろのブレーキはブレーキシューを使っていないので、ブレーキシュー交換という作業自体行いません。
もし後ろブレーキの音鳴りがこのあと紹介する方法でも直らない場合は、後ろブレーキをまるごと交換する必要があります。これは前ブレーキと違って非常に難しいので、自転車屋さんでの作業をお勧めします。
ちょっと強引な裏技(注意して行ってください)
いきなりこれをやることは推奨しないのですが、一応裏技的な方法もあります。
ブレーキの音鳴りの原因のひとつとして、ブレーキのゴムと車輪の当たる角度の問題で音が鳴っていることあります。実はこの角度を調整することで音が消える事もあります。硬い鉄の棒を用意します。ばったが作業する時は、六角レンチを使って行います。
右手側ブレーキの、ここの隙間のところにこの棒を突っ込んでほんの少しだけ曲げるのです。
車輪に対してブレーキのゴムが当たる面積が少し減るように上から見たらちょっとハの字になるように曲げてあげるんです。
こうすると音が消えることがあります。ただ、やりすぎるとブレーキ本体を破損させたりしてしまう危険性もあるので強引にめちゃくちゃ強い力でやらないようにしてください。
少しやってダメならすぐ諦めて、やはりリム清掃orシュー交換をお勧めします。
左手の後ろブレーキの場合はマイナスドライバーを使ってここに突っ込んで、これもぐっとマイナスドライバーを手前に引き少しブレーキ本体を曲げると音が消えることがあります。
これも絶対ではないので気休め程度と考えてください。
かなり強引の裏技なのであんまり無茶しないことをお勧めします。
ブレーキは、自転車を乗るのにとっては命に直結する大事なパーツなので日ごろのメンテナンスを怠らないようにしましょう。
それでは、今日もよいサイクルライフを!
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