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自転車の「ギヤ」使ってる?
毎日自転車で通勤しているんだけど、駅に行くまでの途中でものすごい坂道があって
ここを登るのが辛すぎるんだよ。
坂道のぼるの、きついですよねぇ。
ところでお持ちの自転車に付いているその「ギヤ」使ってますか?
「ギヤ」?何それ?
ハンドルの右手の所についているそれです。
これ?なんに使うのか分からないから、買ってから一回も使ったことないよ
それはもったいなさすぎる!ちゃんと使いましょう
ギヤを適切に使えば、いつもの坂道もラクラク登れますよ!
そもそもギヤとは
ものすごくざっくばらんに説明をすると
上り坂、発進を楽に走れたり
いつもより更に速く走るために使う装置です。
実はこの原理を正確に説明しようとすると
物理学の「テコの原理」の話になってくるので
勉強大嫌い!無理!っていう人はたぶんここで嫌になっちゃうと思うので
今回はものすごく簡単に説明します。
自転車のチェーンが噛み合っている二つの歯車の力のバランスを変えることによって
ペダルを漕ぐ力がすごく軽くてすむようにできるんですね。
この力を使うと、登り坂が軽く登れるということになります。
さっそくギヤを使ってみよう!
これがギヤのメカです。子供のです。チェーンサビサビでごめんなさい。
今度メンテナンスします。
一般的には「内装式」と「外装式」の2種類がありますが
最近は「外装式」が増えてきましたので、今日はこちらで解説します
右手の手元にこういうメカが付いていると思います
これが「シフター」と言われるもので
ギヤを変えるための操作スイッチです
それでは、自転車を走りながらこのシフターのグリップを「1」に回してみてください。
どうですか?ペダルを漕ぐ力が軽くなりましたか?
これがギヤの基本的な使い方です。
赤信号から青になって発進する時、上り坂。
この時にギヤを1にするとペダルが軽くなるので、ペダルをこぐのもを少ない力で
自転車を動かすことができます。
では今度は、走りながら徐々にシフターの数字を上げていきましょう。
2,3,4,5,6と上げていくにつれて
自転車のスピードが上がっていると思います。
それに合わせて、ペダルも踏み込む力が重くなりましたよね。
大きい数字であればあるほど、ペダルを漕ぐ足に力が入ります。
その代わり、一定のスピードでペダルがちゃんと回転してる時は
スピードを早く自転車を動かすことができます
例えばすごく開けた、信号のないサイクリングロード
スピードを出して走りたいという時には、この大きい数字の方が向いています。
どうですか?カンタンでしょ?
今までのギヤを全く触ったことがないというあなた!
是非これを機にギヤをガチャガチャ動かしながら走ってみてください!
おすすめの使い方としては
走りながら赤信号で止まるかなと思う時にギアを1もしくはに軽い方に数字を合わせながら停まる。
青信号になったら軽い力で発信をして、スピードが乗ってきたら徐々に3、4とあげる。
一般道では無理に5速や6速の重いところは使わなくてもいいと思います
3、4の力ぐらいで適度なスピードで走っているのが
歩行者にも自分にも安全だと思います。
そしてきつい登り坂に差し掛かったら迷わず1に落とす!
坂道が終わったらまた3か4に戻す、
という風に、常に路面の状況に応じて適切なギアを使ってあげるのがいいと思います。
うまくギヤチェンジができるようになると、気分はプロレーサー!!
動かしてあげてね
ギヤも、ワイヤーを使って調整されています。
あまりにも動かさない期間が長いと、ここも錆びて動かなくなってしまうんですね。
「自転車も筋肉も動かせるところは動かしてあげる」
そうでないと調子が悪くなってしまうんですね
是非ギヤを使ってあげてください!
理屈がわかってくると、これほど便利なメカはないですよ!
それでは、よい自転車ライフを!