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おじいちゃん、おばあちゃんに電動アシスト自転車をプレゼントしたいんだけど…
「スタートする時に急にドン!って発進して転ばないかすごく不安」
って言われて心配しているんだよね。
安心してください!昔と比べて改善されていますよ!
どーもばった(@grassho06840697)です。某自転車販売店で15年、自転車整備士として働いています。
上のような質問をよく頂きます。今日はそれににお答えします。
結論は「今は進化してるから問題なし」です!
最近の電動アシスト自転車はスタートパワーをえらべる
電動アシスト自転車に乗りたいんだけど「急にスタートして転んじゃった」っていう意見をすごく聞く。乗りたいけど怖いなぁ。
と悩んでいる方は本当に多いです。
実は、この悩みは何年か前から解消されています。
こちらは現行のパナソニック電動アシスト自転車「ビビDX」のスイッチ部分です。ここのボタンを押すとモーターのパワーを3段階に切り替えができるようになっています。いちばん強いところから順に「パワー」「オートマチック」「オートエコ」それぞれが弱・中・強を表しています。
このモデルだといちばん強い「パワーモード」にするとスタート時に踏み込んだ時、ぐっと強い力でスタートしてくれます。ドーンと力強くスタートしてくれますが、その出力が怖いという方も多いです。
そういう方は「オートマチック」か「ロング」にしておけば初速がマイルドになります。
急にドン!とスタートして危ない思いをするということはありません。安心してくださいね。
電動アシスト自転車はスピードが上がるほどパワーが落ちる
電動アシスト自転車に乗りたいけど、スピードが出すぎないかとっても不安…
スピードの出すぎもありませんよ!
電動アシスト自転車のパワーの部分はペダルを踏むちからと連動しています。
電動アシスト自転車の力の部分は、じつは法律でしっかり定められています。
走っているスピードが時速10km/hをこえてくるとアシスト力が弱まり、時速24km/hを超えると完全にアシストがストップするようになっています。
ですからスピードが出すぎる、という心配はありません!
またペダルをこがなければモーターも動かないので安心ですよ!
一番危険なのは「けんけん乗り」
ひとつだけ、電動アシスト自転車でこれだけは絶対にやってはいけないことがあります。
「ケンケン乗り」です。いま40代のの僕が子供の頃はメジャーな乗り方でした。サドルを高く上げていて、そのまま地面から足がつかないひとがよくやります。
左足をペダルに乗せながら右足でけんけんと地面をけって、そのままの勢いでサドルに座ってのる。
これは電動アシスト自転車では絶対にやってはいけません!これをやると必ず転びます。とっても危ないです。
先ほど解説したように、電動アシスト自転車は電源を入れてペダルに足がかかった時に電気の力が伝わって、ぐっと前に進む力がつたわるようになっています。
電源を入れて左足をペダルに乗っけて右足を蹴った瞬間、予想しなかったぐらいのパワーで自転車がどん!と前に出ます。この勢いで転んでしまうことが非常に多いです。
じゃあ電源を入れないで乗ってから電源入れればいいってこと?
それもダメです
ペダルをこぎながら電源を入れるとトルクセンサーがエラーを起こしてしまうんです。詳しくはこちらの記事で解説しています。故障の原因にもなりますから、電動アシスト自転車ではやってはいけません。
ではどうすればいいのか。サドルを適正な高さに設定して、必ず止まった状態から足をついて電源を入れる。その後にペダルに足をかけスタートする。これを守ってください。
そうすれば安全に快適に自転車に乗れますよ!
それでは、今日もよいサイクルライフを!
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