記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
パナソニックの電動アシスト自転車、2023年モデルが発表されたって?
そーなんですよ!ついに発表となりました!
どーもばったです。自転車販売店で16年間、今も現役で自転車整備士をしております。
パナソニックサイクルテックより電動アシスト自転車2023年モデルが発表されました!
2022年モデルと何が変わったのかさっぱりわからない…
というあなたのために、さっそく解説しましょう!
最新モーター搭載車種が大幅増
価格は全体的に値上げ
発売日は10/4から順次
業界最軽量の新型モーター「カルパワードライブユニット」車種のラインナップが拡大
これを待ち望んでおりました!
「より軽く、よりパワフルに」と6年ぶりの大幅改良がされた軽量最新モーター「カルパワードライブユニット」。
2022年はこのモーターが搭載されているモデルと搭載されていないモデルが半々ぐらいでした。特に人気の「ビビ」シリーズには一切搭載されなくて歯がゆかったです。
今回ついにビビシリーズすべてにこの最新モーターが搭載されることになりました。本当に待ちのぞんでおりました。新しいモーターが搭載されることになった車種は以下の通りです。
「ビビ」シリーズ5車種
- ビビDX
- ビビEX
- ビビMX
- ビビSX
- ビビSL20
現行のビビシリーズ3車種に加え、2023年から新たに追加した新モデル「ビビMX」。業界最軽量ビビSLの20インチモデル「ビビSL20」が新しく追加となりました。
「ギュット」シリーズ2車種
- ギュットクルームDX
- ギュットクルームEX
日本を代表するチャイルドシートメーカー「コンビ」と共同開発したチャイルドシートを標準装備した「ギュット」シリーズ。
主にお子様が1歳代で必要となるフロントチャイルドシート一体型モデル「ギュットクルーム」シリーズ2車種。こちらにも新型モーター「カルパワードライブユニット」が搭載されることになりました。
2022年は後ろ子乗せモデルにしか搭載されず歯がゆい思いをした方も多いんじゃないでしょうか。今回の追加は本当にうれしい限りです。
「ティモ」シリーズ3車種
- ティモL
- ティモS
- ティモDX
学生向け通学モデルとして作られた「ティモ」シリーズ。
全4車種中、2022年は「ティモA」にしか搭載されなかった新モーター。今回は上記3車種にも搭載されることになりました。
これでティモシリーズすべてが新型モーターになります。うれしい限りです。
ファッショナブルな「ビビ・MX」お買い物モデルの業界最軽量「ビビ・SL・20」が新しく登場
2023年から新たなモデルが2つ追加されました。
普段使いのお買い物モデル「ビビ」シリーズから「ビビMX」が新登場。
リアキャリアをメインフレームと同じカラーに統一。さらに鍵の位置をキャリア側に移すことで普段使いがしやすくなっております。バッテリー容量をビビDXよりも小さくすることで価格を抑えたモデルとなっておりますね。
またビビ SL 20は、2022年に発表されて話題を呼んだ「業界最軽量20 kg を切ったビビ 」SL から、さらに小柄な方向けの20インチモデルが追加発売されます。こちらもうれしい追加発表ですね。
大型スムースインバスケット3、チェーンに雨水がかかりにくい全半面チェーンケース
「ビビDX・EX・MX」シリーズのバスケットが刷新されます。
2022年モデルは側面がプラスチックで覆われていて中に入れた荷物が見えにくい、という利点がありました。今回デザインの変更となり網目を大きくしたバスケットに変更です。よりファッショナブルなバスケットに変更となりました。
チェーンケースのデザインも変更です。個人的感想ですが、バスケット資材高騰によるコストカットかな?と思ってしまいました。
大きく変わるモデルを一挙公開
ビビDX【BE-FD631/431】
※10/24追記 こちらの記事で詳しく解説しております↓
【ビビDX2023】日本一売れている自転車。前モデルとの違いは?言わずと知れた「日本で1番売れているロングセラーモデル」ビビデラックス。2023年モデルは最新モーター「カルパワードライブユニット」を搭載しています。
その他の変更点はバスケット、チェーンケースのデザインが変わりました。
カラーリングですが2022年と同じ5色展開「マットミモザ」の黄色が廃盤になりました。新しく「クレメントブルー」という水色が追加されました。限定カラーであったシーブルーにそっくりですね。とてもキレイな色で人気が出そうです。
またグリーンの色が微妙に変わりました。2022年の「マットカーキグリーン」が「マットモスグリーン」と名前が変わっております。こちらも限定カラーで登場した、深い色味のグリーンになると予想されます。
価格は定価136,000円ということで若干値上げとなっております。
ビビEX【BE-FE631/431】
手元のスイッチで鍵の解錠ができる電子キー「ラクイックシステム」を搭載したビビ EX。こちらも最新モーター「カルパワードライブユニット」を搭載。ビビDXとおなじくバスケット、チェーンケースが変更となっております。
カラーは2022年と同じく4色展開。「レッドウォーカー」赤が廃盤となり、代わりに「クレメントブルー」が追加です。またビビDXと同じく緑色が「マットカーキグリーン」から「マットモスグリーン」へと変更です。
メーカー希望小売価格167,000円ということで、こちらも若干値上げされていますね。
ビビMX【BE-FM631/431】
2023年モデルから新しく追加されたビビシリーズ「MX」です。
ファッショナブルなショッピングモデルということで、後ろのリアキャリアがメインフレームと同一カラーのパイプキャリア。カギがキャリア後ろ側に取り付けされたモデルです。イメージとしてはヤマハの「パスwith」と「パスwithデラックス」のような位置付けでしょうか。
バッテリー容量が12アンペアで、ビビDXよりも少し小さいです。走行距離も短くなっております。価格がメーカー希望小売価格129,000円ということで、ビビDXよりもお買い得となっております。
カラーが全6色、画像の通りです。
新カラーの車体画像と動画を入手しました
※11/25 新モデル「ビビMX」の車体画像を入手しました!カラーリング確認の参考にしてください!
クレメントブルー(V2)
レッドオーカー(R)
マットモスグリーン(G)
とくにマットモスグリーンは「ビビDX」「ビビEX」でも採用される新カラーです。
定価 ¥129,000
ビビSX【BE-FS631/431】
ビビシリーズのもっともお買い得なモデル「ビビSX」。こちらもモーターは新型カルバードライブユニットを搭載してくれました。2023年モデルは2022年と同じく4色展開です。
SXのカラーリングは2022年と全く同じですね。4色とも変更なしとなっております。
メーカー希望小売価格105,000円ということで若干の値上げとなっておりますね。
ビビSL20【BE-FSL031】
※11/3更新 こちらの記事で詳しく解説しました↓
【ビビSL20】普通の自転車より軽い!?超軽量小径モデルをレビュー2023年から新しく導入されたモデル。最軽量「ビビSL」の20インチバージョンです。
ビビSLといえば2022年にかなり話題になりました。ショッピングモデル業界最軽量19.9 kg ということで、もはや普通の自転車よりも軽いです。
このモデルから、さらに小柄な方向けの20インチが追加されました。重量はなんと19.6kgと、さらに軽いです。
カラーは全4色展開。パールマニス、クリスタルホワイト、パールココアブラウン、ディープブルーメタリック。パールマニスは新しいカラーですね。人気の出そうな爽やかな色です。
メーカー希望小売価格は138,000円です。ビビSLと同じですね。
カラーリングがチェックできる車体動画
ギュットクルームDX【BE-FFD031】
チャイルドシートメーカー「コンビ」と共同開発したフロントチャイルドシートを標準装備したモデル「ギュットクルームデラックス」も大幅改良です。
最大のポイントは最新型モーター「カルパワードライブユニット」を装備してくれました。待っておりました!
カラーリングは全6色展開です。「マットミモザ」黄色が廃盤となり、新しく「ディープエメラルドブルー」という綺麗なエメラルドブルー色が追加となりました。実車を見るのが楽しみです。
また緑色が「マットカーキグリーン」から「マットモスグリーン」へ変更されています。色味が深くなるんでしょうか。グレー色も「マットディープグレー」から「マットスモークグレー」に変更。
パミスグレーも「マットオーツベージュ」とベージュ色が強くなりました。
価格はメーカー希望価格180,000円となっております。
新カラーの画像と動画を入手しました
ディープエメラルドブルー(V)
マットオーツベージュ
マットモスグリーン(G)
レッドオーカー(R)※2022から継続カラー
ギュットクルームEX【BE-FFE031】
コンビと共同開発したフロントチャイルドシートを標準装備。さらには手元のボタンひとつで鍵の解錠ができる電子キー「ラクイックシステム」を搭載したギュットクルームEX。
こちらも最新モーター「カルパワードライブユニット」を搭載してくれました。
カラーリングは2022年と同じく4色展開。なんとマットネイビーが廃盤となってしまいました。代わりに追加されたのがDXと同じく「ディープエメラルドブルー」。明るい青色へ変更となりましたね。
マットディープグレーが「マットスモークグレー」に変更。緑色はマットカーキグリーンが「マットモスグリーン」に変更。マットマロンベージュも「マットオーツベージュ」へと色味の変更がされております。レッドは前と一緒ですね。
メーカー希望小売価格が197,000円となっております。
ティモS【BE-FTS631】
※11/15更新 詳しくはこちらの記事で解説しております。
【ティモS2024】通学用電動自転車人気No.1。新型モーター装備学生向けに通学用モデルとしてデザインされた「ティモ」シリーズ。全4モデル中、2022年に最新モーターが搭載されたのは「ティモA」だけでした。
2023年からは4車種全部が新型モーター「カルパワードライブユニット」にしてくれました。これも待ち望まれてましたね。ティモシリーズの中でもストレートフレームで人気の高かった「ティモS」です。最新モーター「カルパワードライブ」を搭載しています。
カラーリングは2022年と同じく全5色展開。ティモSはカラーリングの変更はありません。もともとの2022年と色は同じとなっております。メーカー希望小売価格は145,000円です。
ティモL【BE-FTL631】
ティモシリーズの湾曲1本フレーム「ティモ L」。こちらも最新モーター「カルパワードライブユニット」を装備してくれました。
カラーリングは2022年と同じく4色展開です。マットビターグリーンが廃盤となり「マットネイビー」に変更となりました。緑がなくなっちゃいましたね。でも人気のネイビーを追加してくれたのはうれしいところです。
メーカー希望小売価格 ¥145,000
新モデルの画像を入手しました
マットネイビー(V2)
オフホワイト(F2)
ティモDX【BE-FTD751】
ティモシリーズ唯一の27インチ。ストレートフレームの「ティモ DX」です。こちらも人気の車種ですね。2023年モデルは最新モーター「カルパワードライブユニット」を搭載しています。
カラーは2022年と同じく4色展開。モダンシルバーが廃盤となり「マウンテングリーン」に変更となりました。なんとスタンダードなシルバーがなくなってしまいましたね。マウンテングリーンという新しい緑色はどんな色なんでしょうか。実車を見るのが非常に楽しみです。
メーカー希望小売価格は145,000円となっております。
新モデル画像を入手しました
インディゴブルーメタリック(V2)
マウンテングリーン
全体的に値上げ。2022年モデルをねらうのもあり
ということで、2023年モデルで大きく変更される車種を中心に紹介してきました。
これ以外の車種は、2022年モデルと変更なしです。参考までにギュットクルームR2023年モデルの記事です。
ただそれらの車種にも価格改定があります。メーカー希望小売価格が上がっております。変更のない車種は2022年モデルの値下げを狙うという作戦もありですね。
2023年モデル、はやく実車を見るのが待ち遠しくて仕方ありません。みなさまもお近くの自転車屋さんをチェックしてみてくださいね。
それでは今日もよいサイクルライフを!
にほんブログ村
人気ブログランキング