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パナソニックから新しいカタログが出たね。前と何が変わったの？
はい解説していきましょう！
どーもばったです。20年目の現役自転車整備士です。
パナソニックから2023年最新カタログが出ましたね！今回は変更点が多いので、ひとつひとつ解説していきますね！
今回の大きなポイントは3点です。
- 新モーター「カルパワーアシスト」搭載モデルが新たに10車種追加
- ビビL押し歩きに20インチモデルが新登場
- 本格eスポーツバイク「XEALT」シリーズに新たに2車種が登場
動画でも解説しております。
新モーター「カルパワー」搭載モデルが新たに10車種追加
昨年登場した、6年ぶりの新型モーター「カルパワーアシスト」。こちらが搭載されたモデルが新たに10車種追加となりました。
新しい搭載モデルは以下のとおりです。
- ビビL押し歩き
- ビビL20押し歩き
- 3輪モデル「ビビライフ」
- グリッター
- オフタイム
- BP02
- EZ
- プロム
- パートナーDX
- パートナーU
これでほぼ全てのラインナップが新モーター「カルパワーアシスト」になりました。順番に見ていきましょう。
17.4kgの軽量モデル「プロム」
まず初めは プロムです。
公式ホームページでは「新モデル」と書かれていますが…従来の「Jコンセプト」の後継機種です。
モーターが「カルパワードライブユニット」に変わりまして、さらに軽量化がされました。以前はギアなしが18.2kg、ギア付きが18.8kgの重量でした。今回プロムに変わりまして、それぞれ17.4kg、18.0kgと軽量化がされました。
カラーリングですが「クラシカルレッド」が廃盤になりまして「ライトフォン ベージュ」が追加となりました。落ち着いたカラーリングで素敵ですね。
公式ホームページではアクセサリーのシミュレーションができるようになっています。いろんなアクセサリーが用意されていますので、お好みの1台にカスタムすることもできます。
ですが 以前はギアなし13万2,000円/ギア付き13万7,000円でした。今回それぞれ14万円/14万5,000円と価格改定されました。
「プロム」の実車写真、動画を公開
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
「BEAMS」とのコラボのクルーザータイプ「BP02」
「BP02」です。「BEAMS」と共同開発されたビーチクルーザータイプのデザイン。とってもファッショナブルな1台です。
こちらも新しく「カルパワードライブユニット」が搭載され軽量化がされました。もともとの重量が25.8kgでしたが、新しく25.1kgと軽量化されました。
カラーリングの紹介です。ブラックの名称が変わりました。以前の「ジェットブラック」から「シャドウブラック」に変わりました。どのように変わったのか、カタログだけでは判断がつきませんね。はやく実車を見てみたいなと思っております。他のカラーリングはシルバーとイエローが両方廃盤になりました。あらたに「デニムブルー」と「コットンピンク」に変わりました。だいぶ攻めたカラーリングになりましたね。
こちらのモデル、ついに公式のオプションパーツが登場しました。「フロントバスケット」「両立スタンド」「泥除け」です。「バスケットを取り付けたい」という要望が非常に多かったので、めちゃくちゃありがたいです。泥除けはロングのフルカバーになっていますね。
価格ですが、もともと15万5,000円でしたが16万3,000円に改定されました。
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カワイイ小径モデル「グリッター」
可愛らしいデザインで女性に人気の小径モデル「グリッター」です。
スリムバスケットや オプションのエコバッグも健在です。
こちらも「カルパワードライブユニット」が新しく 搭載され、軽量化がされました。25.8kgでしたが 24.5kgと大きく軽量化されております。駐輪場からの出し入れがやりやすくなって嬉しいですね。
カラーリングですがベージュの名称が変わりました。「マットマロンベージュ」から「マットオーツ ベージュ」に変更です。カタログだけだとどう変わったのか判別がつかないですね。また「ココモミルク」が「パールストーンホワイト」に変わりました。もともと「ココモミルク」は若干クリーム色っぽい色をしていました。おそらく純粋なまっ白になったのかな、と予想されます。
価格は13万5,000円に改定されております。
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【かわいくておしゃれなミニベロ「グリッター」】パナソニック電動アシスト自転車2021年モデル登場！～前モデルとの違いは？～ 店頭受取で整備、修理も安心
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唯一の折りたたみタイプ「オフタイム」
パナソニック唯一の折りたたみモデル「オフタイム」です。こちらも「カルパワードライブ ユニット」が搭載され軽量化されました。折りたたみタイプの軽量化は非常にメリットが大きいですね。もともと20.6kgでしたが19.8kgとついに20kg切ってくれました。めちゃくちゃ嬉しい！
カラーリングは「シルバー」がなくなりました。代わりに追加されたのが「スムースブルー」と「ソニックローズレッド」けっこうビビットなカラーが追加されましたね 。
価格ですが15万8,000円に改定されております。
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【折りたためる「オフタイム」】パナソニック電動アシスト自転車から最新モデルが登場!〜前モデルとの違いは?〜 店頭受取で整備、修理も安心
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BMXスタイルのド迫力極太タイヤ「EZ」
続きまして「EZ」。これもずっと人気の車種ですね。BMXスタイルの極太タイヤが迫力満点です。
こちらも「カルパワードライブユニット」に変わりまして軽量化されました。もともと22.5kgでしたが22.0kgに軽量化です。
カラーリングですが「タンカーイエロー」が廃盤となりました。新しく「ヌバックブラウン」というちょっとブロンズっぽいカラーが追加となりました。早く実車が見てみたいですね。楽しみです。
EZのさらに大きいニュースです！オフィシャルのオプションパーツが登場しました。「フロントバスケット」「両立スタンド」「泥除け」が新たに追加となりました。もともとこの自転車はバスケットやスタンドなどのオプションパーツが用意されていませんでした。
何とかカゴをつけられないの？
というお問い合わせを非常に多くもらっていました。これは嬉しい改善点ですね！
価格ですが、従来の13万9,000円から14万7,000円に価格改定されました。
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安定する３輪モデル「ビビライフ」
3輪タイプの電動アシスト自転車「ビビライフ」です。こちらも「カルパワードライブユニット」が搭載され軽量化がされました。
もともと 34.1kgでしたが32.6kgに軽量化がされました。どうしてもこのタイプは車体重量がかなり重いです。軽量化は非常にありがたいところです。
カラーリングでしたが1色追加の3色展開となりました。ブルーの名称が「USブルー」から「Pファインブルー」に変わりました。そして新たに追加されたのが「ラプターグリーン」「フェザー ホワイト」です。選べるカラーが増えたのはとても嬉しいところです。
この3輪モデル。使用上の注意点がとても多くあります。公式サイトにも詳しく書いておりますが、実際に試乗をしてみることをおすすめします。詳しくはこちらで解説しております。
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【注意】三輪電動アシスト自転車ってどう？～高齢者向け？評判は？～ 店頭受取で整備、修理も安心
ビジネスモデル2車種「パートナー・DX」「パートナー・U」
ビジネスタイプのモデル2 機種も新たに改良されました。「パートナー・DX」と「パートナー・U」です。それぞれ「カルパワードライブユニット」が搭載され 軽量化 がされました。
従来36.7kg/35.6kgあったものが35.4kg/34.3kgに軽量化がされました。他の変更点は特にございません。
価格改定がありました。従来20万4,000円でしたが20万9,000円に改定されております。
「ビビL押し歩き」が改良。20インチモデルも新登場
2021年発売。押し歩き時に電動アシスト機能を利用できる唯一のモデル「ビビL押し歩き」がさらに改良。
- 押し歩きボタンを、より押しやすいように調整
- 押し歩き時のアシスト比率の調整ができるようになった
- 新たに20インチモデルが追加
20インチモデルの追加は嬉しいところですね。
26インチだと大きすぎて乗りづらい…
というあなたは20インチの選択肢も増えました！
カラーリングも追加されました。もともとブラウン1色でしたが、ブルーが追加されました。選べるカラーが増えたこともうれしいですね！
この2 機種。どちらも 「カルパワードライブユニット」が搭載され、従来よりも軽量化がされました。従来の26インチは24kgでしたが23.5kgと軽量化がされています。
価格ですが14万1,000円から14万6,000円と改定されております。発売日は2023年の8月予定です。楽しみですね。
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本格eスポーツバイク「XEALT」シリーズに2車種「S5」「L3」が登場
「ニッポンのフィールドを遊びつくす」をテーマに、パナソニックサイクルが本気を出したeスポーツバイク「XEALT」シリーズ。ここに新たに2モデルが追加されました。
どちらも本格スポーツバイクのテイストで、最高にかっこいいです！
シティライドもトレイルも！「S5」
新たに追加された モデルその1「S5」です。
もともと「XU1」という名で登場していたモデルが改良されました。
「XU1」はバッテリー外付けタイプでしたが「S5」はバッテリーが下からの取り付けで目立たなく、全体的にスタイリッシュなデザインとなっております。
変わったのは デザインだけではありません。モーターも大きく変わっております。
「Ｍ5」で搭載されている「GXドライブユニット」がこちらのS5にも搭載されました。ヨーロッパ市場で人気の高いこのモーターが日本のフィールド用に最適化されたものです。さらなる軽量化もされながら、ハイケイデンス、時速20kg台のスピードが出たところで最適なアシストが感じられるように新しくチューニングされています。
実はぼくばった、お先に試乗会で乗らせていただきました。すっごくに楽しかったです！
その時の記事はこちら↓
【発売前最速】超贅沢！パナソニック最新eスポーツバイク「XEALT」全3モデルを乗り比べ解説
発売は7月 予定。価格が2サイズとも36万8,000円です。
本格クロスバイク「S3」
そしてもう1台「XEALT L3」。こちらは従来の「ジェッター」の後継機種として登場したモデルです。
モーターは「カルパワードライブユニット」が搭載されております。おかげで軽量化がされました。従来のモデルですとフレームサイズ 440mmが21.2kgでした。今回ジャスト20kgに軽量化がされました。
モーターですが、ビビDXのようなノーマルタイプと アシストチューニングを変えているそうです。こちらもさっきの「S5」と同じくハイケイデンス、時速20kｍ/h台の伸びが良くなるようにチューニングされています。
こちらも乗らせてもらいました。気持ちよかったー！また別動画でご紹介いたします。
新しく追加されたのは「ソニックローズレッド」と「エアグリーン」ちなみにこちら試乗させてもらった時の撮影させてもらった現車の写真です。価格は17万5,000円でしたが19万5,000円に 改定されております。
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価格改定のみのモデルもあり
というところで一通り、新しいカタログの変更点をご紹介しました。今回は盛りだくさんでしたね。大きく変わったモデルが非常に多い中、大きな変更点がないまま価格改定で値上がりが発表されました。
余談ですが「ベロスター」シリーズ2機種「ハリヤ」は変更点がないまま価格改定がされます。これらの機種をを探しのあなたは、今のうちに モデルチェンジする前の現行モデルを購入するのもありかもしれません。ぜひ店頭で探してみてください。
それでは今日も良いサイクルライフを！
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